令和5年度 シルク博物館 連続講座
「生糸の貿易港・横浜 ~関東大震災からの百年~」
今からちょうど100年前の1923年9月1日、関東はのちに関東大震災と呼ばれる未曾有の大震災に襲われ、甚大な被害を受けました。
開港以来、日本における生糸の唯一の輸出港として発展を遂げていた横浜の港もまた壊滅的な状況に陥り、一時貿易港としての機能を失い、生糸は神戸港からも輸出されるようになってゆきます。そんな状況に強い危機感を抱き、横浜港の復興と復権を目指して尽力した人々によって、横浜は大震災を契機に新たな港町として作り変えられてゆきました。
この講座では、関東大震災から100年を経た今年度、震災前後の横浜と蚕糸業の歴史を、ご専門の講師をお招きし全3回にわたり深く考察し、理解を深める機会とします。
第1回 令和6年1月13日(土)
「関東大震災以前の横浜と生糸貿易・蚕糸業の歴史」
横浜開港資料館 館長 西川武臣氏
第2回 令和6年2月24日(土)
「 船と港から見た関東大震災」
横浜みなと博物館 学芸課担当係長 三木綾氏
第3回 令和6年 3月9日(土)
「大横浜の時代 ~震災復興と生糸貿易の変容~」
大正大学文学部歴史学科 准教授 松本洋幸氏
主 催 : シルク博物館
会 場 : シルクセンタービル 地下1階 大会議室
時 間 : 各回とも14:00~16:00
(受付開始は13:30~)
参 加 費 : 1,500円 (全3回分)
対 象 : 成人(大人の方向けの内容です)
※連続講座のため、全3回すべてにご参加いただける場合のみお申込みください。
定 員 : 40名(先着順・定員に達し次第受付終了)
申込方法 : お電話にて事前にお申込みください
申込募集期間 : 令和5年11月24日(金)午前9時30分~ (定員に達し次第締切)
※ なお、感染症拡大の状況により、内容に変更が生じる可能性があります。
※ 連続連続講座のチラシはこちらから